楽天カードで家族カードを作ろうと検討中ですね?
楽天カードは本会員1人につき最大5枚までの家族カードを年会費無料で発行することができます。
ただし、家族カードには発行前に知っておきたい注意点もあるんです。
本記事では、楽天カードで家族カードを作るメリット・デメリット、申込方法を解説します。
ぜひ参考にしてください。
そもそも楽天カードってどんなメリット・デメリットがあるっけ?という人は、騙されるな!楽天カードの特徴や評判など申し込む前に知るべき全知識の記事が参考になります。
1.楽天カードで家族カードを作る3つのメリット
まずは、楽天カードで家族カードを作るメリットからです。
メリット1.家計管理がしやすい
最大のメリットは、やはり引き落とし口座が一つにまとまるところ。
それぞれの名義でクレジットカードを作ると名義人の口座で引き落としが必要なため、どれだけお金を使ったのか管理しづらいですよね。
でも、家族カードを作ればアプリから誰がいくら使ったか一括で管理することができます。
メリット2.ポイントを分け与えられる
楽天カードの家族カードは、貯まったポイントを家族にあげることが可能です。
貯まったポイントは50ポイント以上から1ポイント単位で家族にあげることができます。
これなら余ったポイントも無駄なくスッキリ使い切ることができそうですね。
メリット3.審査が通りやすい
もし配偶者や子供の収入が少ないなら家族カードは作っておいても良いかもしれません。
なぜなら、家族カードを申し込んでも審査対象になるのは本会員だからです。
なので、自分の審査が問題ないなら家族カードは高い確率で発行できると言えます。
上位カードを検討しても良いかも!
家族カードを検討しているなら、上位カードの検討しても良いかもしれません。
なぜならば、家族カードの年会費はどんなに高くても500円だからです。
このように、楽天ゴールドカードもしくは楽天プレミアムカードであっても家族カードの年会費はたった500円です。
デザインと特典内容は同じなので、それぞれで本会員になるよりも維持費用が安いです。
3.念のため知っておきたい5つのデメリット
次に、楽天カードで家族カードを作るにあたってのデメリットです。
支払いが一つにまとまって便利そうに見えますが、悪い点も理解しておきましょう。状況によっては、家族でも本会員で申し込んだ方が良い場合もあります。
デメリット1.クレヒスが育たない
最大のデメリットは、クレジットカードヒストリーが育たないという点です。
通称クレヒスは予定日に引き落としされることで信用力が高い人間であると信用情報機関が評価していますが、評価されるのは本会員です。
なので、家族のクレヒスは育たないと覚えておきましょう。
家族カードを作っても支払いは別々なのであれば子供にも本会員としてカードを申し込ませても良いかもしれません。
子供がいる人は必見!
30歳になっても信用情報履歴はゼロの場合、車のローンや住宅ローンが組みにくくなると言われています。
なので、家族カードを作っても支払いは別々なのであれば子供にも本会員としてカードを申し込ませても良いかもしれません。
デメリット2.ポイントは全て本会員になる
二つ目は、楽天ポイントは全て本会員に貯まるところです。
つまり、配偶者や子供が決済してもポイントは本会員に貯まるということです。
前述したとおり、ポイントは家族にあげることができますが、毎回ポイントを分け与えるのは面倒ですよね。
なので、使った分は自分で払う決まりなら家族も本会員として申し込みさせるのもおすすめです。
デメリット3.利用限度額は本会員と共有になる
そして、家族カードのショッピング枠は本会員の利用限度額と共有になります。
参考に、次の例をご覧ください。
図のように、本会員のカードに100万円のショッピング枠が与えられているとします。
今月に40万円(本会員のカードで30万円+家族カードで10万円)利用した場合、今月の残り限度額は60万円になるというわけですね。
なので、たくさん決済するなら家族も本会員として申し込む方がおすすめです!
デメリット4.ブランドとデザインは本カードと同じになる
家族カードを作る場合、本会員と同じデザインとブランドになります。
楽天カードには全12種類の豊富なデザインが用意されていますが、これが選べないのはちょっと残念かもしれません。。
なので、ブランドは使いやすいVISAを選んで、ブランドは相談して決めるのがおすすめです。
デメリット5.ETCカードの発行はできない
もし家族それぞれで車を所有しているからETCカードを別で発行したいという人に家族カードはおすすめできません。
なぜなら、ETCカードが発行できるのは本会員のみで原則一枚だからです。
Q.本カードだけでなく家族カードにも、ETCカードを付帯することはできますか?
A.大変申し訳ございませんが、家族カードには楽天ETCカードを付帯することができません。
引用:楽天カード「よくあるご質問」
このように本会員であってもETCカードは一枚しか発行できません。
なので、家族も車があるなら別々で申し込む方が良いかもしれません。
4.結論:こんな人は楽天カードで家族カードを作ろう!
ここまでは、楽天カードで家族カードを申し込むメリット・デメリットを見てきました。その上で、家族カードが向いている人、向いていない人をまとめたのでご覧ください。
家族カードが向いている人
- 家族の利用分も全て本会員が払う。
- 引き落とし先は一つの口座にまとめたい
- 貯まったポイントは全て本会員のもので問題ない。
- 家族が審査に通るか不安
向いていない人
反対に、次に当てはまる場合は家族も本会員として申し込みしましょう。
- 家族のクレヒスを今の内から育てたい
- ポイントの移行が面倒に感じる
- 利用限度額で不便にならないか心配
- 家族とデザインやブランドは別々にしたい
- 家族用のETCカードを発行したい
そもそもの話、本当に楽天カードで大丈夫?
楽天カードはクレジットカードの中でも人気ですが、他のクレカと比較していないなら楽天カードがあなたに一番おすすめとは言い切れません。
比較していない場合は「騙されるな!高還元率で本当にお得なクレジットカードはこれだ!」の記事をご覧ください。もっとお得なクレカが見つかります。
5.楽天カードで家族カードを申し込む手順
ここからは、楽天カードで家族カードをお得に申し込む手順をご紹介します。
最もお得な申し込み窓口は公式サイト
結論からいうと、楽天カードは公式サイトからの申し込みが最もお得です。
今なら新規入会特典&利用特典として最大10,000ポイント、家族カードの入会特典として最大2,000ポイント貰うことができます。
ただし、これらのキャンペーンを受け取るには申し込みした後にいくつかの手続きが必要です。
これから解説していきますので、最後までチェックしてください。
STEP1.公式サイトにとぶ
楽天カードの申し込みは、以下のリンクから行えます。
楽天カードURL:https://www.rakuten-card.co.jp/campaign/
楽天ゴールドカードURL:https://www.rakuten-card.co.jp/campaign/gold_card/
楽天プレミアムカードURL:https://www.rakuten-card.co.jp/campaign/premium_card/
ページが切り替わったら、申込みボタンを押して基本情報の入力に進むことができます。
STEP2.基本情報を入力していく
ブランドとデザインを選択する
その次に、ブランドとデザインを選択する画面が表示されます。
ブランドとデザインは本会員と統一されるので、家族でよく話し合ってから決めてください。
海外旅行に行くならVISA、VISAを持っているならJCBカードを選ぶと使い勝手に困りません。
家族カードを選択する
家族カードを申し込む場合は、「申し込む」にチェックを入れます。後は手順に沿って入力を進めていけば申し込みは完了です。
STEP3.審査〜カードが到着する
申し込みから約1〜2日程度で審査が完了し、通常であれば約一週間でカードが到着します。
到着が遅いと心配になった時は、公式サイトのこちらで発行状況の確認ができますよ。
STEP4.本会員の新規入会特典を受け取る
本会員の新規入会特典を受け取るため、楽天e-NAVIに利用開始の手続きを行います。
手続きには、楽天カードと一緒に届いた書類の楽天IDとパスワードでログインが必要です。
ログインするとカードの番号・生年月日・登録の電話番号が入力できます。入力が完了すれば、本会員の新規入会ポイントが2〜3日以内に付与されます。
ポイントが付与されたかどうかは、楽天ポイントクラブで確認することができますよ。
STEP5.本会員の利用特典を受け取る
本会員の利用特典を受け取るため、楽天カードで1回決済+引き落とし口座を設定します。
決済はコンビニでもスーパーでも良いですし喫茶店のコーヒー代でも問題ありません。
これらを申し込み日の翌月末迄に行うことで、翌月20日頃に利用特典のポイントが付与されます。
STEP6.家族カードの入会特典を受け取る
家族カードの入会特典は、本会員が受け取れるポイントと家族カード会員が受け取れるポイントの2つに分かれています。
本会員が受け取れるポイントは家族カード発行日の翌月20日頃に自動的に付与されますが、家族カード会員のポイントは楽天e-NAVIの登録で受け取れます。
登録は家族カード発行日の翌月25日迄が条件なので、忘れずに行いましょう。
6.楽天カードで作った家族カードを解約する方法
家族カードを解約する場合、楽天カードコンタクトセンターに電話して家族カードを解約したい旨を伝えましょう。
“楽天カードコンタクトセンター”
連絡先:0570-66-6910
繋がらなければ:092-474-6287
受付時間:9:00~21:00(年中無休)
※ゴールドもしくはプレミアムは裏面の番号
問い合わせ窓口は混みやすいので、平日の10:00~11:00、15:30~17:30の時間が狙い目です。
カードを破棄する前にはEdy残高が残っていないか確認しておきましょう。確認はこちら
補足.貯まったポイントを家族カードに移行する方法
対象カード
貯まったポイントを移行できるのは、シルバーの楽天カード・PINK・楽天ANAマイレージクラブ・ゴールド・ブラックカードに紐づく家族カードとなっています。
移行条件
50ポイント以上であることを条件に1ポイント単位で移行可能。
移行できないポイントについて
ただし、キャンペーンで獲得した期間限定ポイントやJCBカード、Oricoカード、DCカードなどの提携企業もしくは楽天グループ(楽天証券など)から交換したポイントは移行できません。
移行方法
ポイントの移行は楽天e-NAVIのこちらから申請することで3日以内に家族に付与されます。
移行先の確認について
ポイントがどこに移行されたか分からなくなった時は、楽天e-NAVIにログインして以下の手順で確認できます。
まとめ
楽天カードで家族カードを作るべきかどうか詳しく解説いたしました。
最後に、メリットとデメリットをそれぞれ見てみましょう。
メリット
- 家計管理がしやすい
- ポイントを分け与えられる
- 審査が通りやすい
デメリット
- クレヒスが育たない
- ポイントは全て本会員のものになる
- 利用限度額は本会員と共有になる
- デザインとブランドは本カードと同じになる
- ETCカードの発行はできない
こうして比較してみると、楽天カードで家族カードを発行するのが向いている人・向いていない人にハッキリ分かれると言えます。
やはり家族カードの最大のメリットは家計管理がしやすい点なので、この点がメリットに感じない場合は家族も本会員として申し込みするべきか検討すると良いでしょう。