海外に行くけど、子供の海外旅行保険はどうすればいいのか迷っていませんか。
なんとなく、海外旅行保険に加入させてあげた方が良いのかなと感じますよね。
まず結論から言うと、海外の医療費はビックリするくらい高額なので、万が一のため必ず海外旅行保険に加入することをおすすめします。
これは、学校旅行総合保険に加入していてもです。
そこで今回は、海外旅行保険を徹底比較して子供向け海外旅行保険のおすすめを紹介します!
ぜひ、参考にしてください。
1.子供に海外旅行保険って加入させるべき?
そもそも「海外旅行保険って本当に加入すべき?」と疑問に感じる方もいますよね。
しかし、学校旅行総合保険に加入していたり2〜3泊程度の短期旅行であっても海外旅行保険は必ず加入することをおすすめします!
なぜならば、海外の治療費は日本と比べて非常に高額であるからです。
引用:AIG損保「海外旅行で身近に起こるトラブル」
このように、ケガや病気にかかると何百万〜何千万という治療費が請求されることも。。
とくに子供は、大人よりケガや病気をしやすいので補償を手厚くして損はないです!
海外旅行保険に加入していれば治療費の自己負担は限りなくゼロになります。なので、必ず加入しておくことをおすすめします。
2.海外旅行保険は2種類ある
子供の海外旅行保険を加入させるべきかどうか分かりましたね。
そんな海外旅行保険ですが、『保険会社で加入する海外旅行保険』と、『クレジットカードに付帯している海外旅行保険』の2種類あり、それぞれ特徴が分かれます。
保険会社で加入する保険 | カード付帯の保険 | |
料金 | 1,000~3,000円/日 | 年会費無料〜 |
安心さ | ◎ | ○ |
それぞれ、なにか違うのか見ていきましょう。
2-1.保険会社で加入する海外旅行保険
保険会社で加入する海外旅行保険は、1日あたり1,000~3,000円の保険料で加入できます。
自動付帯のため保険に加入しておくだけでOKですし、高額な治療費を請求された場合でも限度額が高いので万が一の時も自己負担額が少ないです。
注意点
同じ内容の保険でも店頭で申し込むだけで2倍以上の価格になることがあるので、インターネットからの申し込みがお得です。気をつけてください。
こんな人におすすめ
補償額が全体的に手厚いので、少しでも渡航先でのリスクを減らしたい人におすすめです。
ただし、8日間の渡航なら子供1人で約1万円(3人家族なら約2万2,000円〜)と正直安くはありません。。
なので、保険料が高く感じる人は、次に紹介する「旅行保険が付帯しているクレジットカードを作る」と良いでしょう。
2-2.クレジットカードに付帯している海外旅行保険
クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険は、年会費無料のクレジットカードなら保険料は実質0円です。
また、海外に行くたびに保険に加入する必要がないのがメリットで、クレジットカードによっては国内旅行保険がついているものもあります。
年会費が高いほど旅行保健の補償額も高くなる仕組みですが、年会費の高いクレジットカードでも保険会社で加入する旅行保険よりも補償額は少ないのが欠点です。
18歳未満なら、家族特約が付いているカードを選ぼう
家族特約がついているクレジットカードなら、本会員(親)がカードを持っていればカードを持っていない子供にも旅行保険が適用されます。
年会費も1,000円程度なので、一般的な海外旅行保険に入るよりお財布に優しいです。
注意点
保険料金は安くすみますが、やはり補償が手厚いのは一般的な海外旅行保険です。
クレジットカードの海外旅行保険はケガや病気になったときに使える補償額がせいぜい200〜300万円程度です。
しかし、一般的な海外旅行保険だと1,000万円〜無制限と手厚いので、保険会社で直接加入する海外旅行保険の方が安心です。
こんな人におすすめ
保険料がとにかく安いので、一般的な海外旅行保険が高く感じる人におすすめです。
ちなみにですが、カードを複数枚持つことで補償額は合算できます。
このように、傷害死亡・後遺障害の項目をのぞいて補償額は手厚くすることが可能です。
なので、クレジットカードを2〜3枚持っておけばちょっとしたケガや病気などは充分にカバーすることができそうですね。
おすすすめ海外旅行保険付帯のクレジットカードのオススメは、【カード会社の元営業マンが徹底比較】海外旅行保険付きのおすすめクレジットカードはこれで紹介しています。
3.子供向け海外旅行保険10社を調査したオススメはコレ
上でお伝えしたように、海外旅行中のリスクを少しでも減らしたい人は一般的な海外旅行保険に加入するべきです。
しかし、保険会社が様々なプランを提供しているのでどれが子供にピッタリなのか分かりづらいですよね。。
そこで大手10社の海外旅行保険を調査した結果、子供の海外旅行保険選びのポイントは次の3つであることが分かりました。
ポイント1.健康面の補償は手厚いか
ポイント2.貴重品の補償はあるか
ポイント3.賠償責任の補償は手厚いか
なぜならば、海外旅行保険で保険金を請求する割合の約50パーセントが健康にまつわる補償で、残りの約30パーセントが貴重品の紛失・盗難だからです。
引用:ジェイアイ傷害火災保険株式会社「2017年度 海外旅行保険事故データ」
とくに治療費は高額なので、ケガや病気をカバーしてくれる傷害治療費用・疾病治療費用は最低3,000万円(理想は1億もしくは無制限)を選ぶのがオススメです。
それと、宿泊先の備品やレンタル用品を壊してしまうことも想定して、個人賠償責任はしっかり1億円あるものを選ぶと安心できると言えるでしょう。
調査した結果、オススメの保険はたった一つでした。
子供の海外旅行保険なら|ジェイアイ傷害火災
海外研修、家族で海外旅行、ワーホリや留学といった目的で子供が海外に行くなら、ジェイアイ傷害火災がオススメです。
他の海外旅行保険と比べて優れている点は、なんといっても保険料がリーズナブルなのに補償の範囲が広くて補償額高いところ。
3ヶ月以内の海外ならカスタマイズプラン、3ヶ月〜5年以内のワーホリや留学なら節約プランを選ぶのが最もお得です。
いずれのパターンで比較しても補償が充実していたので、選んでまず損のない子供向け海外旅行保険と言えるでしょう。
料金の目安
以下は、子供の渡航先として多いオーストラリアに行った場合の目安の保険料です。
保険料の目安
海外研修・海外旅行
オーストラリアに子供1人(10歳以上)で2週間行くと6,720円、子供が0〜9歳なら11,220円〜。
子供1人(10歳以上)+大人1人(49歳以下)なら13,140円、大人が2人なら19,710円。
ワーホリ・留学
オーストラリアに子供1人(10歳以上)で1年間行くと23万9,890円〜。
ちなみに、ワーホリ保険と留学保険の内容はほとんど同じです。商品名や補償の項目名を変えたりして複雑になっている場合がほとんどです。
又、渡航年数が長くなると数十万の差が出てきますが、高いからといって補償がとくべつ手厚いわけでもありません。
ジェイアイ傷害火災は2年以上の海外旅行保険を取り扱っていないので、2年以上の渡航ならAIG損保を基準にすると良いでしょう。
口コミ
- 専用のスマホアプリを使うと提携病院が検索できた
- りトラブルマニュアルが載っていて安心できた。
- 補償項目を選択できるので自分が納得できる内容に変更することができた。
- リピート割引があるので、これまで何度も使っています。
補償内容
海外研修、家族旅行 | ワーホリ・留学 | |
---|---|---|
プラン名 | カスタマイズ | カスタマイズ |
傷害死亡 | 1,000万円 | 3,000万円 |
傷害後遺症 | 1,000万円 | 3,000万円 |
疾病死亡 | 1,000万円 | 1,000万円 |
治療救援 | 1億円 | 1億円 |
緊急歯科 | 10万円 | オプション |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 |
携行品損害 | 30万円 | – |
生活用動産 | – | 150万円 |
航空機寄託手荷物遅延費用 | – | 10万円 |
航空機遅延費用 | 1万円 | 2万円 |
弁護士費用等 | 100万円 | 100万円 |
テロ等対応/日額 | 1万円 | 1万円 |
緊急一時帰国費用 | – | オプション |
疾病に関する応急・救援費用 | – | オプション |
歯科治療費用 | – | オプション |
まとめ
子供の海外旅行保険はたくさんありますが、できることなら掛け捨ての保険をその都度かけておくのがオススメです。
もし料金がちょっと負担になるという人は、家族特約のあるクレジットカードを作ったりすることでカバーすると良いでしょう。